2014'04.05.23:30

残したいもの。

なくなっていくもの。
鉄子展の撮影などで尻手短絡線には3度か4度お邪魔しました。
去年の9月に訪れたときに撮ったこの写真。
最厳寺踏切は歩行者用の小さな踏切。
敷板の古木の朽ち具合が味がありました。
すごくすごくいい雰囲気で思わず撮りました。

今年1月、再訪したらすっかり変わっていました。
敷板は弾力のあるゴムのような素材に変えられていました。
すっかり景色が変わっていました。
しばし呆然。

でこぼこのない、固くない、たぶんメンテナンスもしやすい。
新しい素材、新しい技術でいろんなことがよくなります。
だから古いものは消えていき、快適で安全なものに変わっていく。
それはよいことです。
でもさみしく感じてしまったこの気持ち。
古き良き時代の懐かしい記憶と懐かしい風景も大事にしたい。
現物でそこに残っていなくても、例えばこんな風に写真で残して。
半年前のあの日、撮っておいてよかった。
こんなことがあると写真撮っててよかったな、と思います。
これからもかけがえのない「今」を残していきたいです。

2013/09/30撮影
film:kodak PORTRA400VC

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道草屋鈴木

だいぶ前に見た写真展-確か北海道の廃線跡-で撮影したご本人と話した中で彼の言った言葉が忘れられません。

朽ちていく早さを記録する

この国ではずいぶんと前から「朽ちていく」ことも許されなくなっているようです。見つけましょう。

2014/04/06(日) 23:02 | URL | [ 編集]

ゆきじろ。

>道草屋鈴木さん
朽ちていく早さ、ですか。
忘れていくのも早いですよね。
新しいお店がオープンしたって、
前にそこがなんだったのかもう思い出せなかったり。
変わっていく早さと忘れられていく早さ、
それに抗うような一片を見つけたいですね。
何気ない風景に隠れている気がします。

2014/04/09(水) 19:16 | URL | [ 編集]

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